『金融機関対応の悩みは誰に相談すれば良いか』『中小企業優秀新技術・新製品賞の募集について』

       

■ 実践コラム

『金融機関対応の悩みは誰に相談すれば良いか』
 …金融機関の考え方やトレンドを実務レベルで把握している方が適任です。

 
創業してから1年経たずに自己破産を申請したAさんのお話を聞く機会がありました。
金融機関から融資を受けて創業したが、思うように売上が伸びず、借入の返済が厳しくなったことが、
自己破産に至った要因だそうです。
 
通帳の残高が日々減少していく恐怖は、実際に味わった経験のある方にしか分からないでしょう。
Aさんも、不安で誰かに相談しなくてはという気持ちだったと言います。
 
Aさんは弁護士さんに相談しました。
借入の返済が厳しくなったことに強い不安を感じていたため、
弁護士さんを頼って相談した結果、自己破産が最善とすすめられたそうです。
 
お客様もつき始めていたため、もう少し事業を継続したいという気持ちもあったようですが、
弁護士さんは弁護士の立場で解決策を提示しますので、
このような状況で弁護士さんに相談すれば、自己破産をすすめられるのは当然です。
 
もし、弁護士さんの代わりに、
何度も苦しい状況を乗り越えてきた先輩経営者に相談していたらどうだったでしょう。
「創業時に予想通りに売上が上がらないことなんて普通だよ。」
といって励ましてくれたかもしれません。
もしくは、具体的な経営のアドバイスや資金の援助をしてくれたかもしれません。
 
相談相手を選ぶときは、相手が相談内容に精通しているかどうかはもちろん、
相手がどのような立場に立っているかを見極めなくてはなりません。
法律の相談を税理士さんにしていたり、経営の相談を弁護士さんにしていたり、
相談する相手を間違っているケースをよくお見かけします。
 
ただ、金融機関対応について相談できる専門家は多くありません。
経営者、税理士さん、コンサルタント等が部分的に
金融機関対応の知識や経験を持ち合わせていることはありますが、
体系的網羅的、かつ実務レベルで金融機関の考え方やトレンドを把握している方は少ないです。
 
 

■ お役立ち情報
 『中小企業優秀新技術・新製品賞の募集について』
 …新技術・新製品を開発した中小企業を表彰する制度があります。 

 
公益財団法人りそな中小企業振興財団と株式会社日刊工業新聞社は、
中小企業の技術振興を図るために、毎年1回、中小企業が開発した
「新技術・新製品」と「新ソフトウェア」を表彰し、副賞として賞金も用意しています。
毎年40件ほどの企業、団体が受賞しています。
 
昨年から今年にかけて新技術・新製品を開発された中小企業の方はご検討ください。
概要をみておきましょう。
 
■表彰内容
表彰は「一般部門」と「ソフトウェア部門」に分かれています。
 
(1)一般部門
中小企業庁長官賞:副賞100万円(1件)
優秀賞:副賞100万円(10件程度)
優良賞:副賞30万円(10件程度)
奨励賞:副賞10万円(10件程度)
 
(2)ソフトウェア部門
優秀賞:副賞100万円(数件程度)
優良賞:副賞30万円(数件程度)
奨励賞:副賞10万円(数件程度)
 
■応募資格
新技術・新製品を自ら開発した未上場の中小企業、個人事業主
および異業種交流等のグループや組合が対象です。
(中小企業とは資本金3億円以下または従業員300人以下の企業をいいます。)
 
■募集対象
平成28年から平成29年までの2年間に開発を完了、
あるいは販売を開始した新技術・新製品、ソフトウェアが対象です。
(「開発」には大幅な改良・改善も含まれます)
 
■表彰対象
次のようなものが対象となります。
◇中小企業分野において先導的な役割を果たし、
 社会に寄与するとみられる新技術・新製品、ソフトウェア。
◇優秀性、独創性、競争力・将来性などの市場性が極めて高い
 とみられる新技術・新製品、ソフトウェア。
 
■応募締切等
応募の締切は平成29年12月8日です。
応募書類提出にあたっては、
りそな中小企業振興財団のホームページから応募の登録をする必要があります。
詳しくは下記のホームページをご覧ください。
http://www.resona-fdn.or.jp/
 
平成28年から平成29年にかけて「新技術・新製品」や「新ソフトウェア」の開発を
手掛けられた事業主の方は、ご検討ください。

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