『重要な経営法則(その3)』 / 経営コラム

◆経営コラム
『重要な経営法則(その10)』
6.経営体が患う5大疾病と5大指針(SP経営協会)
 
‥前回からの続きです。
中小零細企業におけるその経営の良し悪しは、
そのほぼ100%が経営者一人の力量によって決まります。
また、その力量の一つは知見の有無です。知っているか知らないかです。
(別次元で行動力の有無等がありますが、別の章に譲ります。)
経営者として知っておくべき知見は星の数ほどありますが、ほんの一部を紹介します。
 
■経営体が患う5大疾病と5大指針(SP経営協会)
 多くの経営体(経営者)は、経営上の病を患っています。
 
◆一つ目の疾病を『分散症候群』と呼びます。
・事業の集中度合いが力相応でない、手を広げすぎていること。
・品ぞろえが広がりすぎる、営業時間が長すぎること。
・会社の仕組みが複雑になりすぎること。
分散は力を削ぎ、総花的で強みも作れず、高コストで弱くなります。
⇒対策は…とにかく減らす・単純にすることです。
『Simple化(単純化)』こそ、経営改革の第1歩です。
 
◆二つ目の疾病を『安売り症候群』と呼びます。
・価格を売るための道具に使ってしまいます。
 マスマーケットを価格で攻めようとします。
・繁盛貧乏に甘んじています。
・高付加価値サービス・商品を開発できなくなります。
 
値決めは経営成績に甚大な影響をもたらします。
安売り経営は極めて難解であることをご理解ください。
⇒対策は…まずは値上げを検討してください。
さらに、高付加価値化、より高価格に挑戦し続けてください。
アッパーを目指してください。
『Profitable化(高付加価値化)』も、経営改革の第1歩です。
『Simple化(単純化)』と『Profitable化(高付加価値化)』
を今すぐ実行してください。
 
◆三つ目の疾病を『財務無策症候群』と呼びます。
・資金余力を持つことのメリットを過小評価しています。
・金融機関対応方針を間違えています。
「雨傘理論(×)」ではなく「日傘理論(○)」を、
「借り手の論理(×)」ではなく、「貸し手の論理(○)」をお薦めしています。
⇒対策は…創業~中小企業までは、過小資本の経営が続きます。
お金に困らない経営、
「借りられる時に、借りられるだけ借りる」
「資金をできるだけ潤沢に持ち、その状態を維持し続ける」
=『Ample(潤沢)』な経営を目指してください。
 
◆四つ目の疾病を『前のめり症候群』と呼びます。
・1つ目の成功に過信して、2つ目、3つ目…どんどんギリギリまで攻め続けます。
・つまずくと、一挙に経営が悪化します。
・「土俵の真ん中で相撲を取らない(稲盛和夫氏)」経営を行います。
力のある経営者ほど患う病です。
⇒対策は…「攻め込み過ぎない」「前のめらない」「余裕のある経営」=
 『Flexible(柔軟)』な経営を目指してください。
 
◆五つ目の疾病を『お人好し症候群』と呼びます。
・判断が緩く・甘くなっています。
・顧客の過度な要望にも対応し過ぎています。
・放漫経営、怠慢経営の元凶です。
⇒対策は…『Clearly(明確)』な経営を行ってください。
 数値管理を徹底して、数値を基準に判断すること、
「心に一匹の 鬼を持って」、はっきり「NO」と言える経営者を目指してください。
複数の病を、その程度の差はあれ、ほぼすべての経営者が患っています。
これらの病を認識して、その指針を意識した経営を行えば、
貴社の経営は…本当はもっと・もっとうまく行くはずです。この機会にご確認ください。
 
 

【SP(Simple&Profitable)経営 基本方針】

■第1条:すべてを単純(Simple)にしてください。

 

■第2条:高収益(Profitable)な企業作りを目指してください。

 

■第3条:手持ち資金を潤沢(Ample)に維持してください。

■第4条:変化に対応できる柔軟性(Flexible)のある企業体を
     維持してください。

■第5条:経営判断を明確(Clearly)にしてください。

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